ストーリー・メイカーの 創作日記

2021年2月22日ー2月28日

Monday

2月22日

次回独役芝居のプロット執筆。女優・加藤藍子とのひとり芝居プロジェクトをGRAY SCALE(グレースケール)と命名した。白黒つけないグレー……はっきりしない曖昧なポジション。

Tuesday

2月23日

独役芝居『人離―ひとり―(上下)の立ち稽古。

Wednesday

2月24日

独役芝居『人離―ひとり―(上下)の立ち稽古。明日収録なのに、まだまだ完成していない。

Thursday

2月25日

赤坂CHANCEシアターで独役芝居『人離―ひとり―(上下)』の収録。女優・加藤藍子のひとり芝居だ。このシリーズ――加藤藍子のひとり芝居「独役芝居グレースケール」—―は僕と藍子さんとふたりっきりで作り続けていけるシンプルなものというコンセプトでスタートした。だけど、人には限界がある。

Friday

2月26日

編集作業、一日目。といっても、素材をパソコンに取り込むだけのこと。

Saturday

2月27日

カメラを持って街を歩いた。文字を書くことに疲れてのだろうか。
見るものを言葉にする作業に疲れてしまったのだろうか。万年筆と原稿用紙が目障りだ。

カメラを持って踏切を渡り、公園で遊ぶ親子を眺めていた。
まだ歩くことも覚束ない男の子がお父さんの後を追っている。お父さんは追いつかれそうなギリギリの距離を保っている。あ、やっぱり……その光景を見た時の幸せな気分を活字にできない。僕にも娘と息子がいる。子育て……忙しさにかまけてしてこなかったなぁ。僕の経験したことが、感情と記憶が、その光景に重なっているからだろう。ファインダーをのぞくこともシャッターを切ることもしなかった。そろそろ日差しが、公演を囲む住宅街に隠れようとしている。

Sunday

2月28日

2月最終日。もの凄い速さで時間が流れていく。自分は乗り遅れていないだろうか。ふと不安になり「今、やりたいこと」「今、やるべきこと」「やらないこと」を名刺カードに書き出してみた。で、気付いたことは「やるべきことに追われている。そして、やりたいことはアウトプットよりもインプットの方が多い」ってこと。創作時間の使い方が間違っていると気付いた。